メラミン食器の安全性

メラミン食器の安全性

「プラスチック製食器の優等生」と言われ、その優れた特性で現代日本の「食」の現場を支え続ける日本製のメラミン食器には大きな特長があります。それは安全であるということです。

かつて、メラミン食器のホルムアルデヒド溶出が健康に障害を与えるか否かがマスコミ等に取り上げられたことがありますが、医学の専門家は「メラミン食器に含まれる程度の量のホルムアルデヒドは無害。体内に入ると水と二酸化炭素に分解され、あるいは排出されるため、蓄積される心配はない。(国立衛生試験所 林裕造病理部長、昭和62年12月10日読売新聞)」と見解を述べています。適切な製造条件下で製造された日本製のメラミン食器は、医学的に安全なのです。

また、私たちが日常摂取している魚介類、肉類、野菜、果物、きのこ、卵、牛乳、酒類などの食品には、自然にホルムアルデヒドが含まれています。しかし、私たちの生体内にはホルムアルデヒドを分解する酵素が存在し、食品や水などからホルムアルデヒドを摂取しても、体内では速やかに無毒性の物質(ぎ酸)に代謝され、排泄されたり、水と二酸化炭素に分解され、私たちの健康には何の支障もないのです。

毒性や安全性を考えるときは、「何を」「どれだけ」「どのように」摂取すると健康被害を及ぼすのかを考えなくてはなりません。ホルムアルデヒドについて言えば、空気中にごく低濃度で存在しても、それを吸気摂取した場合は健康被害を及ぼすリスクがあると考えられていますが、日常の食品に含まれる微量のホルムアルデヒドを摂取したり、メラミン食器から溶出するごく微量のホルムアルデヒドを仮に経口摂取したとしても、健康被害の危険性はありません。

日本製のメラミン食器は、安全性においても優等生なのです。

さらに詳しくは、スリーラインメラミンウェアの製造元 ヤマト化工株式会社のWebサイトをご覧ください。

関連リンク先

ヤマト化工株式会社 Webサイト「メラミン食器の安全性」
http://www.yamatokako.co.jp/feature/safety.html