THREELINE CATALOGUE 2024
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主な熱可塑性樹脂の特徴ポリエチレンテレフタレートは、PEN(ポリエチレンナフタレート)PBT(ポリブチレンテレフタレート)と同じ結晶性の熱可塑性ポリエステル樹脂です。主な用途は繊維、ボトルなど広く用いられています。■製品電子レンジ対応のデリカボックス・あじわい(本体、中子)・ふれあい(中子、汁椀)を商品化しています。ポリエチレンテレフタレートPETポリエーテルサルフォンは、琥珀色透明な樹脂で耐熱性に最も優れ、耐熱水性、耐薬品性、難燃性などにも優れています。主に、電気・電子部品、自動車、医療・食品容器に利用されています。■製品透明で高強度なハイパークリスタルシリーズを商品化しています。ポリエーテルサルフォンPESシンジオタクチックポリスチレンは高い耐熱性と耐油性を持ち、自動車の電装部品等や電子レンジで使用できる食品トレーにも利用されています。軽くて硬く、成形加工が容易で、寸法安定性があります。■製品軽さと強さがあることから学校給食用箸や角箸などを商品化しています。シンジオタクチックポリスチレンSPSポリフェニレンサルファイドは、耐熱性、耐薬品性、耐熱水性など、多くの優れた特性を有する熱可塑性エンジニアリングプラスチックです。電気・電子部品、機械部品などに応用されています。■製品耐久性に富み落ち着いた色合いの角箸、八角箸などを商品化しています。ポリフェニレンサルファイドPPSコポリエステル樹脂は、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレートと言いポリエステルの一種です。高透明性、高強度、耐薬品性、耐摩擦性を備えていることから、食品容器などに応用されています。■製品透明性を利用してサークルタンブラー、プラージュボールを商品化しています。コポリエステルPCTABS樹脂は、アクリロニトリル、ブタジエン、スチレンを原料とした複合樹脂です。耐衝撃性、耐薬品性に優れ、自動車や家電製品、住宅用建材、家庭用品など広範囲に利用されています。■製品漆器製品の旬彩弁当、松花堂弁当、お盆、汁椀などを商品化しています。エー・ビー・エスABSポリプロピレンは、プロピレン、エチレンなどを重合して得られます。応用範囲の広い汎用プラスチックで、耐熱温度(100~140℃)が比較的高く、機械的強度に優れ、耐衝撃性を有する樹脂です。■製品軽さと丈夫さを利用して皿カバー、プルアップトレイなどを商品化しています。ポリプロピレンPPポリカーボネートは、ビスフェノールAと塩化カルボニルの反応により合成されます。耐衝撃性、耐熱性に優れ、透明性があり、OA機器、医療機器、ヘルメットなど幅広い製品があります。■製品透明性を利用してルピアタンブラー、サラダボールなどを商品化しています。ポリカーボネートPC319

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