よくある質問

メラミンの種類とその特長

メラミンの安全性

効果的な使用方法

洗浄・消毒のご注意

商品のご注文・お取引について

ページトップへ

メラミンの種類とメラミン食器の特長について

Q:メラミン樹脂とはなんですか?

A:プラスチックの一種で、熱硬化性樹脂です。メラミン樹脂は、メラミンとホルムアルデヒドを反応してできるメチロールメラミンを加熱硬化させたものです。メラミン食器は、メラミン樹脂の圧縮成形法によって製造されています。

Q:メラミン食器はどんな特長を持っていますか?

A:メラミンは数々の優れた特長を持っていて、プラスチック食器の優等生と言われています。

比重   約1.5(強化磁器の約半分)
硬さ   プラスチックの中で一番硬く、キズがつきにくい性質です。
色彩   グレーズによって鮮明優美な光沢があります。
絵柄   印刷したフォイル紙を食器に圧着成形、高級感のある製品に仕上がります。
耐久性   割れにくく丈夫な食器です。

ページトップへ

メラミンとメラミン食器の安全性について

Q:メラミン、プラスチックなど、人工的に作られた合成化学物質は安全ですか?

A:プラスチック製品は、合成化学品であるだけに、安全性に不安をもたれる傾向があります。しかし、食品と直接接触して用いられる食器具や容器、包装はいうまでもなく安全なものでなければなりません。
食器や器具に使われているプラスチックは、それを直接食べたり飲んだりするわけではありません。その有害物質が食品に移行するかどうかがチェックポイントとなります。この点については、大きく分けて厚生労働省の規制と、プラスチック製品を生産する関係業界の自主規制の両面から厳しく規制されています。正しく作られ、正しく使われているプラスチック製品は、安全性に問題はありません。

Q:器具や容器包装に関して、国ではどのような規格を設けているのでしょうか?

A:厚生労働省の定める食品衛生法の規定によって、食品用の容器・包装器具などは、有毒、有害な物質を含んでいてはならず、また食品などに接触して人の健康を損なうおそれのある容器・包装器具などを、販売したり使ったりしてはならないとしています。この法律に基づいて、プラスチック製品の安全性を確保するための具体的な規格(合成樹脂の製の器具または容器包装の材質規格基準・厚生省告示第370号)が制定されています。

Q:プラスチック業界では、どのような自主規制を定めているのですか?

A:業界では、プラスチックの安全性を高めるためにプラスチックを系統化し、それぞれに衛生協議会を設置して自主基準を定め、さらに安全性を追求するための研究を行っています。

Q:プラスチック製の容器や食器から有害物質が溶け出し、危険だと言う情報を見たのですが、大丈夫でしょうか?

A:心配はありません。常に食品と接する食品容器や食器は、安全性が何よりも優先して考えられています。厚生労働省では食品衛生法による厳しい規制、プラスチック業界においては世界各国の研究・実験データを十分に検討し、独自の基準を設けています。人体にまったく影響を与えないプラスチック製品、メラミン食器を皆様にお届けしています。

ページトップへ

メラミン食器の効果的な使用方法について

Q:メラミン食器にキズを付けない取り扱い方法を教えてください。

A:メラミン食器は、プラスチックの中では表面硬度に優れ、キズがつきにくい材質です。しかし、ステンレス、アルミニウムなどの金属、陶器に比べると柔らかいため、キズがつくことがあります。具体的には、次のような点に気をつけてください。
・落下など、強い衝撃を与えない(特に食器が熱くなっているとき)
・メラミン食器と金属、陶器などの食器を一緒に運搬しない。同一の材質、サイズ、形状、種類のもので整理する
・食器を重ねすぎない
・たわし、クレンザー、スチールウール、研磨粒子入りスポンジ、メラミンフォームなど、硬い研磨性のあるものを使用して洗浄しない

Q:メラミン食器の熱についての注意事項を教えてください。

A:メラミン食器は、耐熱性が高い樹脂ですが、熱については次のような取り扱いに注意してください。
・直火にかけない
・裸火の近くに置かない
・電子レンジにかけない

Q:メラミン食器を消毒する場合は、どんな点に注意すればよいでしょうか?

A:熱風による消毒が可能ですが、長持ちさせるため消毒保管庫の庫内温度を高く設定しないことと、煮沸消毒はしないなど、次のような点に注意してください。
・食器全体に熱が均一にかかるようにし、部分的に高温高熱をかけない
・温度を上げすぎない
・煮沸消毒の場合、熱の偏りのある煮沸釜の底に食器を入れたままにしない。蓋をしない
・生熱気を直接かけない
・時間をかけすぎない
・急に冷水につけるなど、急激な温度変化を与えない

Q:メラミン食器の耐薬品性についての注意事項を教えてください。

A:メラミンは、プラスチックの中では耐薬品性の強い材質ですが、有機化合物ですから酸性力の強い薬剤(たとえばアルカリ洗剤、洗浄剤など)や強酸、強アルカリ、そして直射日光などの紫外線への長期接触を避けてください。

Q:洗剤の取り扱いはどうしたらよいでしょうか?

A:食器洗浄機用のアルカリ性洗剤については、塩素系漂白剤が高配合されたもの、あるいはアルカリ度が極めて高いものは使わないでください。適性濃度での使用が必要です。スケール洗浄用の酸性洗剤は、使用を避けてください。

Q:漂白剤の取り扱いはどうしたらよいでしょうか?

A:漂白剤は酸素系を使用し、食器が劣化しますので塩素系は使用しないでください

Q:色が薄くなったり変色する場合は、何が原因なのでしょうか?

A:まず第一に、光による色素の分解が考えられます。特に紫外線による影響は大きく、ちょうど洗濯物の色あせと同じ現象が起こることがあります。とりわけ食器に用いられる色素は、耐候性に限界があり、強い光線にあてると色素が分解されてしまうのです。 そして第二には、熱による色素の分解があります。通常の使用ではほとんど影響はありませんが、煮沸消毒を何回も繰り返すという苛酷な使い方をすると色素が分解され、色あせする場合があります。

ページトップへ

洗浄・消毒の注意事項

Q:洗浄・消毒の手順は、どういったものでしょうか? また注意点を教えてください。

A:次のページをご参照ください。
  食器の正しい洗浄

Q:市販されている洗剤は、何を使えばよいのでしょうか?

A:市販洗剤には、次のような長所と短所がありますので、ご注意ください。

項目
種類
メラミン食器へ
の影響
安全性
(体への影響)
効力
(洗浄力)
作業性
中性洗剤 少ない
食器洗浄機用
アルカリ性洗剤
酸化させる (特に塩素系漂白剤を含むもの) 手荒れする
塩素系漂白剤
(次亜塩素酸ナトリウム)
強く酸化させる 手荒れする 洗浄力はないが漂白力は強い
酸素系漂白洗浄剤 少ない 少ない 洗浄力と漂白力を併せ持つ やや難

ページトップへ

商品のご注文・お取引について

Q:現在、スリーラインと取引がありません。どうすれば注文ができますか。

A:弊社とお取引がない業者様は、お問い合わせフォームもしくは電話、FAXなどによりご連絡ください。営業担当者からご連絡させていただきます。

Q:個人もしくは法人で食器を購入したいのですが、どうすれば注文ができますか。

A:お手数ですが、お問い合わせフォームもしくは電話、FAXなどによりご連絡ください。営業担当者からご連絡させていただきます。