THREELINE CATALOGUE 2024
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品質管理と環境保全メラミン食器などプラスチック製食器、陶磁器は、食品が直接触れる使い方をすることから国による「食品衛生法」に基づく、安全に関する法令基準が設けられています。スリーラインではこれらの安全基準を遵守して製品の安全性を確保しています。スリーラインでは環境負荷への低減活動はもちろんのこと、再生材を使った製品を開発するためにリサイクル技術の促進に取り組んでいます。各種食器のリサイクル●安全衛生試験を公益法人において定期的に実施しています。 試験報告書をご希望の場合は弊社までお問い合わせください。スリーラインメラミン食器の製造部門ヤマト化工株式会社では、ISO 9001:2015(品質マネジメントシステム)と、ISO 14001:2015(環境マネジメントシステム)を認証更新。お客様によりよい製品をご提供するためのシステムを構築しております。●食品衛生法・食品・添加物の等の規格基準(昭和34年 厚生省 告示第370号)合成樹脂製の器具又は容器包装 (最終改正:平成28年厚生労働省告示第245号)●食品衛生法・食品・添加物の等の規格基準(昭和34年 厚生省 告示第370号)ガラス製、陶磁器製又はホウロウ引きの器具又 は容器包装(最終改正:平成20年厚生労働省告示第416号)●食器の回収につきましてはお近くの支店、営業所までお問い合わせください。使用後のメラミン食器は、用途別に粉砕、精密部品のバリ取り、自動車や航空機の塗装剥離用のブラスト材に利用されています。その他、壁用の建材や道路標識の表示塗料としても利用されます。回収後のFRPトレイは、指定の業者が引き取り、リサイクル工場で粉砕され、セメント焼成用原燃料に活用されます。燃焼後の灰(ガラス繊維と充填材)は、セメントの原料に利用されます。プルアップトレイや箸など熱可塑性樹脂は、溶融後再ペレット化し他の製品に転用されます。エコマーク認証の学校給食用食器のネオエクセルは、使用中に破損した場合や更新時期で入れ替える時などに回収し、工場で粉砕して陶器などの原料に再利用されます。3つのリサイクル方法マテリアルリサイクル廃品を溶融して二次製品を成形したり、破砕・粉砕し直接または他の物質と混合して利用する方法サーマルリサイクル紙くずや木片などと混合して固形燃料としたり、直接燃焼して回収することで熱利用する方法ケミカルリサイクル廃品を熱分解してガスや油に変え、燃料にしたり化学合成の原料として利用する方法メラミン食器(熱硬化性樹脂)FRPトレイ熱可塑性樹脂強化磁器323

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