THREELINE CATALOGUE 2024
319/388

メラミン食器ができるまでお客様に愛されるメラミン食器を目指し、安全・安心なものづくりに取り組んでいます。  原料メーカーよりメラミン樹脂成形材料が工場へ運び込まれます。  粉末状の成形材料を金型投入作業の効率化を図るため必要な大きさにタブレット化します。  製品の成形時間と適正な均一硬化を図るためタブレット状のメラミン材料を高周波予熱機で予熱を行います。  成形品の形状、肉厚、重量、絵付けの有無、グレーズコーティングなど成形マニュアルにより自動成形機の金型にタブレットをセッティングします。  成形後の製品の薄バリと呼ばれる金型の隙間に流出する部分を大まかに取り、その後自動仕上げ機によりきれいに処理します。  バリを除去したあとバフと呼ばれる仕上げ研磨機で更に口元を丁寧に処理します。  約130℃まで上昇した加熱庫で1時間のストービング(再加熱)処理を行い、食器の残留ひずみを緩和、安定させて樹脂が持つ力学的特性の向上を図ります。  製品の安全を最終確認するため、最終検査で再度外観をチェックし、出荷される前に、厳格に品質検査を行っています。  検査終了後の製品は自動包装機で小口に包装し更にダンボール梱包を行います。  梱包された製品は契約運送会社により全国のお客様の手元へ発送されます。❶タブレット状のメラミン材料を金型にセットする❷加熱・加圧してメラミン材料が金型に充填される(1次成形)❹成形後に防汚性や耐久性を高める透明なメラミングレーズを絵柄面にコーティング(3次成形)❺金型から成形品を取り出して製品が完成❸絵柄を印刷したフォイル紙を成形品に装着し、再度成形を行う(2次成形)12345678910317

元のページ  ../index.html#319

このブックを見る