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導入事例 - センター方式学校給食採用のK市様の場合

食器洗浄機を効率的に使用する手法と、食器の洗浄法を提案。

<課題>
K市様は寒冷地にあり、また給食センターから各学校までの距離が離れているため、さまざまな課題を抱えていらっしゃいました。「温かいまま食べてほしい」「使った食器の汚れ落ちを改善したい」などなど。具体的には、次のような課題があがりました。
・約500食の洗浄に、食器洗浄機が効率的に機能しない
・特にご飯粒のこびりつきを落としたい
・センターから学校までの距離があり、料理が冷めない工夫がほしい
・食器にも食育の視点を取り入れられないか?

<提案前調査>
最終的には良い食器を提案することを視野に入れながらも、それだけではなく、私たちは給食センター様が置かれている現状を調査することから始めました。
・導入されている食器洗浄機の機能と構造調査
・洗浄レーンの調査
・センターから各学校までの距離と道路事情の調査
・1年分の献立メニュー分析
・市の特産物や市の花などの風土や歴史の調査

<提案>
事前調査で判明した事実をもとに、食器(大きさ・デザイン)の選定、保温性の優れた食缶の改良などを提案しました。
・食器と食器かごを検証し、洗浄機のレーンに合わせた食器を提案
・食缶を二重構造にし、温かい料理を学校まで搬送可能になった
・こびりついたご飯粒を落としやすくするために浸漬層の工夫を検討、厨房会社・洗剤会社と打ち合わせを重ね、厨房会社と共同で当給食センター様向け独自の洗浄方法を提案
・食べながら「地産地消」を学べるよう、食器に市の特産物や市の花をデザイン

<センター様の評価>
センター長Yさま
「スリーラインさんは、食器の提案だけではなく、当センターが抱えている問題に総合的に応えてくださいました。ここまでしていただけるとは思いませんでした。自分たちの商品を売り込み、自分のパートだけ済めば取引は完了という業者が多い中で、スリーラインさんの仕事ぶりは違っていました。きっと、食器は食器だけで存在するのではなく、他の機器や人とのマッチングがあってこそ、食器本来の役割が果たせるとお考えなのでしょうね。いい仕事をありがとう、と言いたいですね」
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